Produced byNIKKEI
Genarative AI symposium

NIKKEI生成AIシンポジウム

生成AIの進化とルール、
そしてガバナンス

2024.06.26 Wed.

Conceptコンセプト

ビジネスにおける生成AIの効果的かつ責任ある活用についてのソートリーダーシップを発信します。いま国際的に生成AIの利用促進、人材育成、計算リソースの確保が加速しています。日本もAIへの投資を産業振興につなげるため国を挙げての施策を進めています。官民で生成AI活用の社会的合意が進むなか、投資サイクルを形成することで得られる新たな産業構造とは何か、未来像を提示します。

Missionミッション

日本経済新聞社は生成AI(人工知能)によるビジネス変革の可能性にいち早く注目し、2023年6月に第1回シンポジウムを開催。有識者とAI企業で生成AIのポテンシャルと課題、ルールと規制のあり方を議論、その内容を発信してきました。政府主導でAIの利用指針が整備されつつあるいま、国際指針の概要と組織でのAIガバナンス構築のあり方を最新のテクノロジー動向を踏まえ解説します。さらにビジネス全般を対象に、オフィス業務やシステム構築などAI企業による豊富なソリューションを紹介します。

コンソーシアムでは生成AIによるビジネスの機会創造を考え、有用なユースケースを共有します。例えば、生成AIのAPI連携によるアプリの進化、プログラミングの工数削減やテキストの音声変換などと連携したコールセンターでの導入などがあります。自然言語による指示と応答は人手の作業を劇的に減らし一段の効率化をもたらすポテンシャルがあります。ビジネスに活用できる他社の動向とユースケースを紹介、新規ビジネス創造への手がかりを提供します。参加者の議論から導かれた知見や提言を日経メディアを通じて産業界に発信する予定です。

Programプログラム

主催者挨拶
登壇者
内山 清行日本経済新聞社常務取締役
基調講演 :
求められるAIへの投資サイクル~日本の強みを競争力へ

国際的に生成AIの利用促進、人材育成、計算リソースの確保が加速している。日本もAIへの投資を産業振興につなげるため国を挙げての施策を進めている。官民あげて生成AI活用の社会的合意が進むなか、投資サイクルを形成することで得られる新たな産業構造とは何か、未来像を提示する。

登壇者
松尾 豊東京大学大学院工学系研究科教授
対談 :
ビジネスにおける実装と成果~生成AIのポテンシャルとその近未来

2024年は実装から成果の年と言われる。ビジネス課題を解決する生成AIのポテンシャルと近い将来に実現するイノベーションについて語りあう

登壇者
松尾 豊東京大学大学院工学系研究科教授
聞き手
山田 剛日経イノベーション・ラボ 副所長
企業講演 :
AI 活用を前に進めるガバナンス - 先行事例としての IBM の取り組み

AI 規制の整備が世界の各地域/国で進んでおり、AI 活用を推進するためにリスクに対して適切な対応が求められています。リスクを統制しつつ AI 活用を前に進めるために必要な体制やプロセス、テクノロジーについて、IBM での AI ガバナンスの取り組みを交えて具体的な施策を紹介します。

登壇者
天白 政樹日本IBM コンサルティング事業本部 AI & アナリティクス シニア・アドバイザリー・データサイエンティスト
企業講演 :
AI時代のアーキテクチャー戦略 – 業務システム応用を加速するために

生成AIを始めとするAI関連技術の進歩は目を見張るものがあります。これらの技術を比較的新しい領域で活用する取り組みは進みつつあるものの、既存の業務システムに応用する取り組みは今後期待される領域となります。業務システムへの応用はなぜ難しく、それを進めるためには何が必要なのか。アーキテクチャー視点でAI活用のポイントを取り上げます。

登壇者
藤田 一郎日本IBM テクノロジー・エキスパート・ラボ・デリバリー統括 技術理事
企業講演 :
対話型AIアシスタントを活用した顧客接点変革の勘所

業務の6割以上は定型的なタスクだと言われています。営業や顧客サポートといった顧客接点において、CRM上の対話型AIアシスタントであるEinstein Copilotとともに業務を進めることで、より多くの時間顧客と向き合うことが可能となります。本セッションでは、データやUIのあり方など、対話型AIアシスタントでビジネス成果を出すための勘所について解説します。

登壇者
前野 秀彰セールスフォース・ジャパン 製品統括本部プロダクトマネジメント&マーケティング本部 プロダクトマーケティングシニアマネージャー
企業講演 :
AIを広く浸透させるAMD のソリューション

AI は、そのテクノロジが広く普及し、クラウドからエッジ、エンドポイントに至るまでを網羅した時にフル活用できるようになるとAMDは考えています。大規模な AI モデルのトレーニングからリアルタイムの推論までの幅広いワークロードに対応した、スケーラブルな製品ポートフォリオをについてご紹介します。

登壇者
関根 正人日本 AMD コマーシャル営業本部セールスエンジニアリング担当マネージャー
特別講演① :
安全、安心で信頼できるAIの実現に向けて

安全、安心で信頼できるAIの実現に向けて、AIの安全性に関する評価手法や基準の検討・推進を行うための公的機関として2024年2月に発足した「AIセーフティ・インスティテュート (AISI)」からその方針と取り組みについて講演する

登壇者
村上 明子AI セーフティ・インスティテュート 所長
企業講演 :
“AIガバナンス”を理論から実践へ -Trusted AIの実現-

AIの進化が確実に実用性を高め、企業の取り組みが加速している。AIのリスクへの対応が社会課題となった今、競争力のある利活用推進とガバナンス構築をどのように進めるべきか、国際的な議論や社会動向などを踏まえて解説する。 

登壇者
熊谷 堅KPMG ジャパン AI リスク&ガバナンス統括パートナー
企業講演 :
AI活用で増すリスク!企業が取るべきセキュリティ対策

AI技術の進歩により、GeminiやChatGPTのようなAIチャットボットが、日常業務の生産性を飛躍的に向上させるツールとして注目されています。しかし、一方で情報漏洩やノウハウ流出などのリスクも懸念されています。
本セミナーでは、生成AIを安全かつ正確に活用し、情報漏洩リスクを抑えながら利用できる実践的なツールをご紹介します。

登壇者
原口 豊サテライトオフィス 代表取締役社長
対談 :
日本が主導する生成AIの国際ルール

「広島AIプロセス」を世界に向けて発信した政府は各省庁でルールメイキング、リスク管理、計算資源確保に向けた議論を進めている。国際ルールで世界が目指す方向性について6月のG7イタリアサミットの報告含め幅広く解説する。

登壇者
飯田 陽一総務省 情報通信国際戦略特別交渉官
聞き手
柴山 重久編集総合解説センター シニアプロデューサー
企業講演 :
グローバルで対応が進む生成AIのコンテンツ認証情報とは

生成AIの普及とともに、企業が発信する「コンテンツ」の信頼性も問われています。誰が、どのモデルで生成したのか、それは安全か。多様なステークホルダーで織りなすコンテンツサプライチェーンにおいて、企業はどのようにコンテンツを統制しつつ、顧客体験をより豊かにして成長を目指すのか。グローバル事例を交えてご紹介します。

登壇者
阿部 成行アドビ デジタル ストラテジー&ソリューションズ本部 プリンシパル ビジネスデベロップメントマネージャー
特別講演② :
いま経営者に求められるAIガバナンス

経営者はAIの技術とリスクを知り、適切にマネジメントしていくことで、もたらす恩恵を最大化できる。生成AIの登場で注目されるAIガバナンスについて組織としてとるべき対応を規制と法の視点含め講演する。

登壇者
羽深 宏樹京都大学法政策共同研究センター 特任教授
パネルディスカッション :
生成AIを活かす経営~その可能性とこれからの規制

経営の視線で生成AIによる生産性向上と施策を議論する。経営者にはAI原則を踏まえつつリスクと影響をどのようにコントロールするか、そのガバナンスも求められている。テクノロジーの発展のゆくえを見つつ、「信頼できるAI」を最大限に活用するための筋道を探る。

登壇者
羽深 宏樹京都大学法政策共同研究センター 特任教授
佐藤 一郎国立情報学研究所 教授
中条 薫SoW Insight 代表取締役社長
モデレーター
石原 直子エクサウィザーズ はたらくAI&DX研究所 所長
総括

今日一日の講演や議論をまとめ、今後につながる展望を含め総括します

登壇者
柴山 重久編集総合解説センター シニアプロデューサー

Outlineイベント概要

タイトル
NIKKEI生成AIシンポジウム
~生成AIの進化とルール、そしてガバナンス
会場

日経ホール(東京・千代田区)

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日程
2024年6月26日(水)9:50〜17:30
締め切り
【リアル受講】2024年6月20日(木)17:00 予定
【オンライン受講】2024年6月26日(水)講演終了まで
プログラム
基調講演、特別講演、パネルディスカッション、企業講演
主催
日本経済新聞社
後援
デジタル庁

ご注意

  • リアル受講とオンライン受講の締切日時が異なりますのでご注意ください。
  • リアル受講申込者多数の場合は抽選になります。
  • 抽選の結果、残念ながら落選された方には、【オンライン受講】のご案内をさせていただきます。リアル受講申込者多数の場合は抽選になります。抽選の結果は、当落に関わらず6月21日(金)頃より入力いただいたメールアドレスにご連絡します。
  • お使いの端末のセキュリティー設定により、迷惑メールに分類されることがございます。6月24日(月)までに未着の場合は、一度、迷惑メールフォルダをご確認ください。

Symposium Sponsorsシンポジウム 協賛

日本 IBM
Sateraito Office
KPMG
日本AMD
セールスフォース・ジャパン
アドビ

Symposium Supporterシンポジウム 後援

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