Produced byNIKKEI
Genarative AI symposium

NIKKEI生成AIシンポジウム

進化する生成AI~
人間との共生、生産性の向上

2025.02.06 Thu.

Conceptコンセプト

加速度的に進化し、オフィスワークから導入が始まった生成AI(人工知能)。これからモノづくり現場など生産性向上にむけ、より本格的な活用への期待が高まっています。さらに新規ビジネスでは「ガードレール」といわれるルールの整備が求められています。AI開発者に対するルールでは、世界の研究者が参加し、政府レベルで使う側の人間にとって安全性を確保するための議論がなされています。黎明期から「生成AI活用の時代」に入ったいま、人間社会と共生するAIについてレビューしつつ、現場での導入と人材教育、生産性向上について解説するとともに生成AIを応用したサービスラインナップの最新情報を紹介します。

Missionミッション

日本経済新聞社は生成AI(人工知能)によるビジネス変革の可能性にいち早く注目し、2023年6月に第1回シンポジウムを開催。有識者とAI企業で生成AIのポテンシャルと課題、ルールと規制のあり方を議論、その内容を発信してきました。政府主導でAIの利用指針が整備されつつあるいま、国際指針の概要と組織でのAIガバナンス構築のあり方を最新のテクノロジー動向を踏まえ解説します。さらにビジネス全般を対象に、オフィス業務やシステム構築などAI企業による豊富なソリューションを紹介します。

Eventイベント

Speakers登壇者

原山 優子
原山 優子国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
GPAI 東京専門家支援センター
センター長
羽深 宏樹
羽深 宏樹京都大学法政策共同研究センター
特任教授
松尾 豊
松尾 豊東京大学大学院
工学系研究科技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター
教授
林 英俊
林 英俊製造DX協会
代表理事
エスマット
代表取締役
金子 達哉
金子 達哉日本IBM
執行役員
デジタルニューワールド事業部事業部長
兼 ヘルスケア&ライフサイエンス事業顧客担当
山路 健
山路 健順天堂大学医学部附属順天堂医院
副院長
涌本 慶晴
涌本 慶晴日本IBM
コンサルティング事業本部
保険・郵政グループサービス事業部
パートナー / 理事
井之川 幸彦
井之川 幸彦SOMPOシステムズ
首席フェロー
山川 雄志
山川 雄志ギブリー
取締役・オペレーションDX部門長
永田 祥平
永田 祥平セールスフォース・ジャパン
製品統括本部
プロダクトマネージャー Salesforce AI
森 正弥
森 正弥博報堂DYホールディングス
執行役員/CAIO
Human-Centered AI Institute
代表
山本 晶子
山本 晶子アドビ
デジタルメディア事業部
Document Cloud プロダクトマーケティングデ ィレクター
ティム デンリ
ティム デンリKPMG
グローバル チーフ・テクノロジー・オフィサー /
KPMG Ignition Tokyo
代表取締役共同会長
有泉 大樹
有泉 大樹Kong
代表取締役社長
管 祥紅
管 祥紅HOUSEI
代表取締役社長
原口 豊
原口 豊サテライトオフィス
代表取締役社長
錦織 弘信
錦織 弘信東芝テック
代表取締役社長
浦本 直彦
浦本 直彦花王
執行役員 デジタル戦略部門
データインテリジェンスセンター長
および AI 戦略フェロー

Programプログラム

主催者挨拶
登壇者
内山 清行日本経済新聞社常務取締役
基調講演:
人とテクノロジーが共生する社会とは

生成AIは発展段階にしたがって人の認知や思考に近づいていくと言われます。人の幸福の基盤となるのはこれまでも人類が大切にしてきた基本的人権、民主主義、持続可能性などの基本的価値です。その基盤の上に生成AIのテクノロジーの恩恵を最大限に受けるためのあるべき社会制度から、生成AIにもとめられる国際的なルール整備について有識者がディスカッションします。

登壇者
原山 優子国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) GPAI 東京専門家支援センター センター長
羽深 宏樹京都大学法政策共同研究センター 特任教授
企業講演(日本IBM):
生成 AI で地域医療連携を革新する - 順天堂大学のビジョンと実践

順天堂大学は医療サービスの向上と医療業務の効率化を目指し、外来から退院までの一連のプロセスを支援するデジタルサービス・プラットフォームの構築に取り組んでいます。当セッションでは、生成AIを活用した実践的なアプローチを共有し、特に患者を起点にした業務変革への示唆を提供します。

登壇者
金子 達哉日本IBM 執行役員 デジタルニューワールド事業部事業部長 兼 ヘルスケア&ライフサイエンス事業顧客担当
山路 健順天堂大学医学部附属順天堂医院 副院長
企業講演(日本IBM):
「プロジェクト管理のためのAI」で実現、SOMPOシステムズの挑戦

プロジェクト管理における状況把握では、一元的で均質な可視化が成功の鍵です。SOMPOグループのIT戦略を担うSOMPOシステムズでは、プロジェクト管理へのAI活用の一環として、データ収集やレポート作成を自動化する仕組みを導入しました。当セッションでは、同社が直面した課題、「プロジェクト管理のためのAI」導入の経緯・効果、今後の展望を説明します。

登壇者
涌本 慶晴日本IBM コンサルティング事業本部 保険・郵政グループサービス事業部 パートナー / 理事
井之川 幸彦SOMPOシステムズ 首席フェロー
企業講演(ギブリー):
AIエージェント時代に経営者に求められる意思決定とは

AIエージェントの登場により、バリューチェーンやビジネスモデルを再構築するべき時代が到来。本講演では、600社超の生成AI支援実績を持つギブリーが、AIエージェントを活用した新しい経営戦略を解説。

登壇者
山川 雄志ギブリー 取締役・オペレーションDX部門長
企業講演(セールスフォース):
Agentforce - 顧客接点を変革する自律型 AI エージェント

Salesforceが2024年秋に発表したAgentforceは、サービス、セールス、マーケティング、コマースといった業務でのタスクを自律的に処理する次世代のAIエージェントです。Agentforceは、顧客の意図をリアルタイムで理解し、最適な解決策を提供することで、顧客接点の体験を一新し、業務の効率化と顧客満足度の向上を支援します。本講演では、Agentforceがもたらす未来の可能性と、実際の活用事例について紹介します。

登壇者
永田 祥平セールスフォース・ジャパン 製品統括本部 プロダクトマネージャー Salesforce AI
企業講演(博報堂DYホールディングス):
AI による企業の潜在力と創造性の開花 - 「世界モデル」への道

近年の生成AIの登場は、その驚異的な性能により世界中を驚かせ、あらゆる業種・業界で積極的活用が進んでいます。本セッションでは、企業が蓄えてきたデータと社員が持つ様々な知見を組み合わせた新たなユースケースによりビジネスを展開させていく今後のトレンドとその先のAI技術である「世界モデル」について解説します。

登壇者
森 正弥博報堂DYホールディングス 執行役員/CAIO Human-Centered AI Institute 代表
企業講演(アドビ):
企業のAI活用、その先にある創造的な働き方への挑戦

いまや生成AIは様々なツールやアプリケーションに組み込まれており、すでに「最高のひとつ」を選ぶことが最善ではなくなっています。企業には個人の業務効率化に止まらず、文書を中心とした業務プロセス全体に生成AIを効果的に活用する創造性が求められるようになりつつあります。
本講演では、責任あるAI活用とデータガバナンスの両立、AIを活用した新しい働き方の実現、そして組織全体でのAI活用を成功させるポイントについて、実例やユースケースを交えながら解説します。

登壇者
山本 晶子アドビ デジタルメディア事業部 Document Cloud プロダクトマーケティングディレクター
基調講演:
産業界でのさらなる生成AI活用

生成AIの導入は進み、製造や建設、医療といった「現場」で活用が進みつつあります。ロボットやものづくりなど日本が強みをもつ産業界での活用への期待感と解決すべき課題について、また、ヒントン教授などのノーベル賞受賞で注目される機械学習を学ぶ価値について解説いただきます。

登壇者
松尾 豊東京大学大学院 工学系研究科技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授
パネルディスカッション:
生成AIの本気の導入~産業全体の生産性向上のために

日本の生産性向上を語るうえでカギを握る製造業が本格的に生成AIを導入するためのハードルと乗り越え方を議論します。製造業の強みである「現場力と技能」をデジタルの強みでもっと高めるための方策を「人とAIの関係性」を軸に、今までと将来の時間軸で語ります。

登壇者
松尾 豊東京大学大学院 工学系研究科技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授
林 英俊製造DX協会 代表理事 エスマット 代表取締役
ティム デンリKPMG グローバル チーフ・テクノロジー・オフィサー /KPMG Ignition Tokyo 代表取締役共同会長
山川 雄志ギブリー 取締役・オペレーションDX部門長
モデレーター
柴山 重久日本経済新聞社 編集総合解説センター シニアプロデューサー
企業講演(KPMG):
AIを起爆剤にした企業変革の最前線

KPMGでは、5万人以上がCopilotユーザーとしてビジネスのあらゆる領域で継続的にAIを導入してきました。日々進化するAI導入アプローチにより、国内外のクライアントにどのような価値を提供し、企業変革を生み出しているかご紹介します。「KPMG Trusted AI」と呼ばれる戦略的フレームワークにより企業価値の向上に如何に貢献するか、大規模なAIプログラムを成功させるための重要な要素は何か、AIの可能性についても議論します。

登壇者
ティム デンリKPMG グローバル チーフ・テクノロジー・オフィサー /KPMG Ignition Tokyo 代表取締役共同会長
企業講演(KONG):
生成AIのリーサルウェポン! もう悩みません生成AI活用。

企業の競争優位性を確保するために生成AIのビジネス導入が急務となってきています。一方でリスクに対するアプローチや、ルール整備など、本格的な生成AI導入に向けて躊躇されている企業が多いのも実情です。本セッションでは、生成AIの導入 / 活用をAPIマネジメントプラットフォームで制御することで、安全性を確保しリスクを最小限に抑える方法をご紹介します。

登壇者
有泉 大樹Kong 代表取締役社長
企業講演(HOUSEI):
生成AIの全社導入で見える社内課題と業務効率化の可能性

全ての会社が導入すべき、社内業務の生成AI活用!その中で生成AIを活用するにあたっての社内ITリテラシー、エンゲージメント等を計りながら、営業リスト作成、資料作成等、具体的に業務効率化が上手くいった事例とそうでなかった事例を赤裸々にお話しします。

登壇者
管 祥紅HOUSEI 代表取締役社長
企業講演(サテライトオフィス):
AI活用で増すリスク!企業が取るべきセキュリティ対策

AI技術の進歩により、GeminiやChatGPTのようなAIチャットボットが、日常業務の生産性を飛躍的に向上させるツールとして注目されています。しかし、一方で情報漏洩やノウハウ流出などのリスクも懸念されています。
本セミナーでは、生成AIを安全かつ正確に活用し、情報漏洩リスクを抑えながら利用できる実践的なツールをご紹介します。

登壇者
原口 豊サテライトオフィス 代表取締役社長
企業講演(東芝テック):
流通基盤に求められる生成AI、その現状と革新に向けて

流通バリューチェーンを分断なくデータでつなぎ、バーティカルインテグレーションを実現していくために、生成 AI の活用が必須です。流通業界/オフィス領域 における広いタッチポイントを強みとしてきた東芝テックが、なぜ新会社(ジャイナミクス)を設立し、また自社の業務プロセス最適化、働きやすさ向上、人材育成に生成 AI を積極活用しているのか、その変革の取り組みを共有し、いかに社会に貢献していけるか、先進的取り組みをしている花王の AI 戦略フェローと共に議論します。

登壇者
浦本 直彦花王 執行役員 デジタル戦略部門 データインテリジェンスセンター長および AI 戦略フェロー
錦織 弘信東芝テック 代表取締役社長
総括

登壇者
柴山 重久日本経済新聞社 編集総合解説センター シニアプロデューサー

Outlineイベント概要

タイトル
NIKKEI生成AIシンポジウム
進化する生成AI~人間との共生、生産性の向上
会場

日経ホール(東京・千代田区)

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日程
2025年2月6日(木)9:50~16:50(予定)
締め切り
【リアル受講】2025年1月29日(水)17:00 予定
【オンライン受講】2025年2月6日(木)講演終了まで
プログラム
基調講演、特別講演、パネルディスカッション、企業講演
主催
日本経済新聞社
後援
デジタル庁

Symposium Sponsorsシンポジウム 協賛

日本 IBM
Sateraito Office
Givery
KPMG
博報堂DYホールディングス
アドビ
セールスフォースジャパン
Kong
東芝テック
HOUSEI

Symposium Supporterシンポジウム 後援

デジタル庁