Produced byNIKKEI
Genarative AI symposium

NIKKEI生成AIシンポジウム

経営変革に向けたAIの実装〜
より自律的に、より安全に

2025.06.16 Mon.

Conceptコンセプト

生成AI(人工知能)は進化を加速し、一般的なオフィスワークの範囲を超え、専門性のあるナレッジワークとサービス・生産現場での活用が始まりました。AI開発者に対するルールでは、世界の研究者が参加し、政府レベルで使う側の人間にとって安全性を確保するための議論がされています。企業でより安全に活用され、人間社会と共生するAIについて現在から近い将来を予測しつつ、いまできる導入施策と人材教育、生産性向上について有識者が議論、解説します。

Missionミッション

日本経済新聞社は生成AI(人工知能)によるビジネス変革の可能性にいち早く注目し、2023年6月に第1回シンポジウムを開催。有識者とAI企業で生成AIのポテンシャルと課題、ルールと規制のあり方を議論、その内容を発信してきました。政府主導でAIの利用指針が整備されつつあるいま、国際指針の概要と組織でのAIガバナンス構築のあり方を最新のテクノロジー動向を踏まえ解説します。さらにビジネス全般を対象に、オフィス業務やシステム構築などAI企業による豊富なソリューションを紹介します。

Programプログラム

特別講演:
より安全に、AIのリスクに備える活用とは

生成AIの発展段階は自律性をもったAIエージェント、そしてロボットと人間の代替にまで近づいてきました。進化を続けるAIが安全性を確保していくには適切なガードレールの規定と実行が不可欠です。人類が生成AIのテクノロジーの恩恵を享受するために国際的に議論され実行の進む安全性対応策について解説をいただきます。

スピーカー
平本 健二デジタル基盤センター長 AIセーフティ・インスティテュート 副所長・事務局長
企業講演:
スピーカー
並河 進dentsu Japanグロースオフィサー(特任執行役員)/エグゼクティブ・クリエイティブディレクター/主席AIマスター
企業講演:
セールスフォース・ジャパンによる講演

企業講演:
近未来を見据え、攻守一体のAI Transformationをともに推進

世界26の国と地域の上級管理職者2,450を対象としたKPMGのグローバル調査では、「AIをビジネスに実装して価値を生み出している」が全体で74%となり、収益性が増加するトレンドが明らかになっています。
本セッションでは、今後のビジネス環境を踏まえつつ、収益向上を企図したAIとの共存・協働を見据えたAI Transformationについて論点を整理し考察します。

スピーカー
福島 豊亮KPMGコンサルティング 執行役員 デジタルトランスフォーメーション統轄パートナー
基調講演:
実世界へ進出するAI~ロボット基盤モデルへの挑戦

大規模言語モデル(LLM)など生成AIを活用した様々なアプリケーション開発が加速度的に行われています。そしてこの生成AIの実世界応用、「Physical Intelligence」が次世代のAIになるとの予想から、ヒューマノイドをはじめとする汎用AIロボットについて、世界的な開発競争が続いています。本講演では、ロボット基盤モデルをキーワードにして、講演者のこれまでの研究活動、および講演者が理事長を務めるAIロボット協会(AIRoA)の狙い、また同じく講演者が研究総括を務めるJST CREST「実環境知能システム」の概要を紹介し、人手不足や高齢化という課題を解決するAIテクノロジーの可能性と未来を展望します。

スピーカー
尾形 哲也早稲田大学 理工学術院教授
パネルディスカッション:
自律型AIが社会を変革する

進化するAIは生活や産業をどうより良い未来にしていくのか。ロボット、AIエージェントが社会を変革する未来像を展望します。

スピーカー
尾形 哲也早稲田大学 理工学術院教授
 
石原 直子エクサウィザーズ はたらくAI&DX研究所 所長
モデレーター
柴山 重久日本経済新聞社 編集総合解説センター シニアプロデューサー
基調講演:
「正解なき時代」のAIガバナンス:経営者が知るべき国内外の最新動向とリスクマネジメント

「AIエージェント」の時代が到来した今、AIはもはや単なるツールではなく、企業の成長にとって不可欠なものとなりつつあります。一方、そこにはプライバシー、セキュリティ、バイアス、虚偽など様々なリスクが伴います。これらリスクをいかに適切にマネジメントし、AIのもたらす便益を最大化すべきか。2025年に入って、世界のルール形成はますます複雑化を極め、企業の経営者は「正解」の見えない中で決断をしていかなければならない難しい局面を迎えています。本講演では、AIガバナンスの全体像を体系的に整理し、最新の技術・法令・国際ルールの動向を踏まえた実践的な知見を提供します。

スピーカー
羽深 宏樹スマートガバナンス 代表取締役CEO/京都大学 法学研究科特任教授
企業講演:
AIエージェント起点の変革思考 - 時代を動かす企業に必要な次の一手

AIエージェントはすでに世界中で実用化が進み、顧客対応、業務プロセスの自動化、創造支援など幅広い分野で活躍しています。本講演では、世界の先進事例を紹介しながら、AIを活用したビジネス変革の発想法やアプローチについて解説します。

スピーカー
鳥井 卓日本アイ・ビー・エム コンサルティング事業本部 ストラテジー&トランスフォーメーション事業部 パートナー
企業講演:
明日から実行できる生成AIとの付き合い方 ~生成AIを使いこなすための質問の仕方と実践~

生成AIは専門的なスキルがなくても利用できるため業務効率化やアイデア創出など幅広く活用されております。しかしながら、「具体的にどう活用すればいいのかわからない」「少し試してみたが、期待通りの結果が得られなかった」など活用が進まない企業も少なくありません。本セミナーでは、ChatGPTやGeminiなどの機能を備えたAIソリューション「サテライトAI」を用いて、生成AIに質問する際の基本的な考え方や分かりやすいプロンプト(生成AIへの指示や要求)を用いた具体的な活用事例、企業が利用するうえでの注意事項など生成AIの効果的な活用ノウハウをご紹介します。

スピーカー
原口 豊サテライトオフィス 代表取締役社長
特別講演:
生成AI時代の人的資本戦略〜生成AI人材の定義・育成・活用〜

企業の生成AI導入・活用が進むなか、2025年は「AIエージェント元年」とも呼ばれ、どのような「生成AI人材」を育成すべきなのか、悩みの声が多く聞こえています。
本講演では、生成AI人材の定義や育成のポイント、期待できる効果など、すべての企業に求められる生成AIリスキリングの最新情報を解説します。

スピーカー
小村 亮一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)業務執行理事 兼 事務局長

総括

スピーカー
柴山 重久日本経済新聞社 編集総合解説センター シニアプロデューサー

※登壇者、講演時間などプログラムは予告なく変更する場合があります。ご了承ください。

Outlineイベント概要

タイトル
NIKKEI生成AIシンポジウム
経営変革に向けたAIの実装〜より自律的に、より安全に
会場

日経カンファレンスルーム(東京・千代田区)

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日程
2025年6月16日(月)10:00~16:00(予定)
締め切り
【リアル受講】2025年6月6日(木)17:00 予定
プログラム
基調講演、特別講演、パネルディスカッション、企業講演
主催
日本経済新聞社
後援
デジタル庁

Symposium Sponsorsシンポジウム 協賛

電通
日本IBM
サテライトオフィス
KPMG
セールスフォースジャパン

Symposium Supporterシンポジウム 後援

デジタル庁
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