Produced byNIKKEI
Generative AI consortium 2023 -生成AIコンソーシアム-

NIKKEI生成AIシンポジウム

ビジネス変革の可能性とルール

2023.06.13 Tue.

Information
  • 開催は終了しました。開催日全セッションのアーカイブ動画を配信します。本サイトのボタンから登録(無料)いただきますとイベントレジストからメールで配信URLなど案内が送られます。配信開始は6月20日の予定です。
  • プログラムタイムテーブルが確定しました。
  • プログラム概要を公開しました。詳細な時間は6月上旬にお知らせします。
  • 事前登録を開始しました。プログラム詳細は5月末に当サイトで公開します
  • キックオフシンポジウムを6月13日(火)に開催します。シンポジウムの詳細は5月中旬に本サイトでお知らせします。

Conceptコンセプト

 経済・社会の課題解決テクノロジーとして注目される近年の人工知能(AI)のなかで画像・音声・自然言語処理の分野は急速に進化しています。2022年11月にOpenAIが公開した高精度言語 「ChatGPT」は、より自然な対話を実現し、わずか2か月で1億ユーザを集めました。米国スタートアップでも文章や画像を自動生成するAIへの投資が活発になっており、オープンイノベーションの成長の起爆剤となっています。

 このような生成AI(ジェネレーティブAI) はこれからのビジネスに大きなインパクトを与え、より幅広く社会課題を解決し人間の創造性を高める貢献が期待されます。その一方で新規ビジネスや業務において生成AIを活用するためのガイドラインなどの議論の必要性は大きくなっています。

 日本経済新聞社は「生成AIコンソーシアム」を発足させ、そのポテンシャル、活用策やルール、規制のあり方を議論します。

Missionミッション

Business
生成AIの出現によりビジネスが変わります。コンソーシアムでは生成AIによるビジネスの機会創造を考え、有用なユースケースを共有します。例えば、生成AIのAPI連携によるアプリの進化、プログラミングの工数削減やテキストの音声変換などと連携したコールセンターでの導入などがあります。自然言語による指示と応答は人手の作業を劇的に減らし一段の効率化をもたらすポテンシャルがあります。
Guideline
新規ビジネスや業務において日々進化する生成AIを活用するためのガイドラインについての本格的な知見はまだ確立されていません。現時点では応答に一部不完全さを含む生成AIのビジネス導入には一定のルールや規則が求められます。あり得るリスクを確認し、適切な監視と対応する組織などガバナンスなどルール策定に向けたガイドラインを探ります。
Manage
労働力人口が減少するなか、企業が生成AIを活用することで定型業務の自動化、効率化が進み、ホワイトカラーの仕事はより高付加価値な業務にシフトできる期待ができます。人々の新しいスキルや職業的な強みを生かし、一人ひとりがAIを使いこなし協調して働く方策を考えていきます。
Public
日経は企業の協賛を呼びかけ、公開シンポジウムの開催と数回の会合を開きます。会合ではリアルな対話のなかで技術の最新動向とユースケースを紹介、新規ビジネス創造への手がかりを提供します。参加者の議論から導かれた知見や提言を日経メディアを通じて産業界に発信する予定です。

Programプログラム

主催社挨拶
挨拶 :「AI新時代をどう勝ち抜くか」
登壇者
塩崎 彰久 衆議院議員 自民党デジタル社会推進本部 AIPT事務局長
単独講演 :「大規模言語モデル(LLM)がビジネスを変える」
登壇者
松尾 豊 東京大学 大学院 工学系研究科教授
対談 :「生成AIの最前線と未来」

急速に進む大規模言語モデル(LLM)の技術開発の方向性、予測可能なAIテクノロジーの未来とは何か。プラットフォーマーはどう動くのか。また日本が技術優位性をもつAIの分野をどう打ち出し、イニシアチブをとっていくのかを探る。

登壇者
松尾 豊 東京大学 大学院 工学系研究科教授
聞き手
山田 剛 日本経済新聞社 イノベーションラボ事務局長
パネル :「行政がAIを導入したインパクト、自治体DXとスマートシティの将来」

つくば市は全国に先駆けて、対話型人工知能(AI)を庁内業務に本格導入した。AIを導入することにより、効率化した時間でより市民との接点を増やす等の効果を期待しているほか、筑波大学と連携し行政における新たなAIの活用方法を実践している。AI導入の取り組みを率先した市長と、つくばスーパーサイエンスシティ構想のアーキテクトである鈴木教授が、これからのデジタル化への期待とスーパーサイエンスシティの今後の展望について語る。

登壇者
五十嵐 立青 つくば市長
鈴木 健嗣 筑波大学 システム情報系教授/サイバニクス研究センター長
聞き手
藤光 智香 つくば市政策イノベーション部長
企業講演 :「企業に求められるAI活用におけるセキュリティ対策」

ChatGPTを利用したAIチャットボットで、日常業務の生産性を向上させる活用方法をお話します。AIは便利で生産性を増加させる反面、「情報漏洩」や「ノウハウ流出」に対して万全なセキュリティ対策が必要です。本セミナーでは、安全かつ正確なAIチャットの活用方法を事例を交えてご紹介。明日からの生産性向上に向けて是非ご覧ください。

登壇者
原口 豊 サテライトオフィス 代表取締役社長
単独講演 :「生成AIによる新市場創出とAI法制度の課題」
登壇者
三部 裕幸 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士
大阪大学招聘教授(社会技術共創研究センター)
パネル :「生成AIのグローバル動向と日本のストラテジー」

新たな経済成長の起爆剤として期待される生成AIを社会実装するために民間が期待するAI戦略とは何か、国民を取り巻くサービスにどう活かせるのか。新市場の創出や地方創生など日本の抱える社会課題の解決に向けた方向性と戦略を議論する。

登壇者
三部 裕幸 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士
大阪大学招聘教授(社会技術共創研究センター)
楠 正憲 デジタル庁統括官 デジタル社会共通機能グループ
飯田 陽一 総務省 情報通信国際戦略特別交渉官
モデレーター
八十島 綾平日本経済新聞社 編集 デジタル政策エディター
企業講演 :調査結果からみる、生成AI利活用の実態と今後の可能性 -PwC「生成AIに関する実態調査2023」-

日本国内の企業・組織は生成AIの台頭、そのビジネスへの影響や業務代替の可能性についてどのように捉えているでしょうか。 国内の幅広い業種・職種に従事する1,000人以上を対象とした調査結果を元に、生成AI利活用に関する実態と今後の課題について解説致します。

登壇者
三善 心平 PwCコンサルティング 執行役員 パートナー Analytics Insights
企業講演 :「Google が考える大胆かつ責任ある AI への取り組み」

Google が目指す「誰にとっても役立つ AI を実現する」という目標と、そのための「大胆でありながらも責任ある AI への取り組み」について紹介する。

登壇者
平手 智行Google Cloud 日本代表
パネル :「AIの産業活用でより創造的なワークスタイルへ」

生成AIを活用して生産性を高め競争力を高める機会が訪れたいま、経営者はAIに対してどのような意識で臨むべきか。企業に求められる働き方改革の方向性、若手人材の教育やリスキリングのあり方について意見を交わす。

登壇者
柳川 範之 東京大学 大学院経済学研究科 教授
石原 直子 エクサウィザーズ はたらくAI&DX研究所 所長
翁 百合 日本総合研究所 理事長
モデレーター
鈴木 亮日本経済新聞社 編集委員
パネル :「劇的な業務変革へ~生成AIを活用する指針」

ホワイトカラーが担う業務の改革(DX)への多大な貢献が期待される一方、生成AIが生み出す情報の正確性や公平性などへの懸念から、企業の業務利用は手探りの状態だ。生成AIのルール作りは未着手も多い。事業化や導入に関わるリスクをどのように把握すればよいか、予測されるリスクとルールをどう策定していくか経営の視点で議論する。

登壇者
中条 薫 SoW Insight 代表取締役社長
佐藤 一郎国立情報学研究所 教授
白坂 一AI Samurai 代表取締役/弁理士法人白坂 創業弁理士
モデレーター
生川 暁日本経済新聞社 編集 AI・量子エディター
総括
登壇者
柴山 重久日本経済新聞社 編集 総合解説センター シニアプロデューサー

Outlineイベント概要

タイトル
NIKKEI生成AIシンポジウム
~ビジネス変革の可能性とルール~
会場

日経ホール(東京・千代田区)

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日程
2023年6月13日(火) 9:30~17:30(予定)
プログラム
基調講演、特別講演、パネル討論、企業プレゼンテーション
主催
日本経済新聞社
後援
デジタル庁

Consortium Sponsorsコンソーシアム 協賛

ibm
Sateraito Office
PwC
Google
AI Samurai
CyberAgent
MITSUI&CO

Symposium Supporterシンポジウム 後援

デジタル庁

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